弘前市在住または弘前にゆかりのある23名の男によるエッセイ集。今号のテーマは「酒」。長い夜のお供に、人、酒、酒場が織りなす、めくるめく物語をぜひご賞味ください。特集企画は、日常の喧騒から離れ一人で没頭したい方におすすめしたい3つの体験を紹介する「男の心と体を癒やす」。大衆酒場の名店をめぐる企画「弘前居酒屋歩記(あるき)」。侍が闊歩した江戸時代からハイカラ文化が街に広がった明治・大正までの津軽や弘前の酒づくりや酒場についての歴史をひもといた「津軽酒話、歴史を憶(おも)う。」の三本立て。
「弘前の男」という共通点以外は、年齢も職業もバックグラウンドもまったく異なる23名のエッセイストが「酒」をテーマに寄稿。
何かに夢中になって没頭する時、人は幸福を感じるという。今回の「男の心と体を癒やす」では、スキンカヤック作り、ツリーイング、マイナイフ作りを紹介。
誰かと酒を酌み交わして会話を重ねたい夜もある。ひとり静かに飲みたい夜もある。弘前の酒場を探訪する「弘前居酒屋歩記」、今号は「はすや」「稲穂」「ハルちゃん」に酔う。
人生の節目に酒があるように、歴史の節目にも酒がある。弘前が津軽の政治・経済の中心となった江戸時代から大衆文化が花開く大正時代にあった、酒の津軽史「津軽酒話」。