弘前市在住または弘前にゆかりのある20名の男によるエッセイ集。今号のテーマは「オヤジ」。父親、店の主人、師匠、年配の男性全般。意味は様々あれど、そこに込められているのは親愛の情です。長い夜のお供に、人、酒、思い出が織りなす、めくるめく物語をぜひご賞味ください。特集企画は、名店と呼ばれる2つの店の店主の半生を綴る「オヤジの証灯(あかし)」。巻末企画「津軽のMASTER(オヤジ)たち」では、津軽の、または津軽にゆかりのある歴史的な偉人の逸話の数々を紹介しています。
「弘前の男」という共通点以外は、年齢も職業もバックグラウンドもまったく異なる20名のエッセイストが「オヤジ」をテーマに寄稿。
弘前の街にある、小さな店の店主。世間的には”無名の人”だ。しかし、人を惹きつけてやまない独特の存在感を放つ彼らの半生に迫る「オヤジの証灯(あかし)」。
弘南鉄道弘前学院大前駅界隈、”西弘(にしひろ)”の通称で親しまれている学生街で最も古い居酒屋「酔い処しゅう」の店主・白戸秀氏。
小島隆氏はかつて新宿・歌舞伎町で伝説級のジャズ・ライブハウスを経営。現在は弘前市最大の歓楽街・鍛冶町でジャズ・バー「CARNIVAL HIROSAKI」を営む。