弘前市在住または弘前にゆかりのある22名の男によるエッセイ集。今号のテーマは「まつり」または「お盆」。四大まつりに初夏から秋まで毎日のように各地で催される宵宮、そしてお盆は弘前の四季を彩る風物詩。長い夜のお供に、人、酒、祭り囃子が織りなす、めくるめく物語をぜひご賞味ください。 特集企画は「弘前・津軽の八幡宮例大祭」。弘前の艘鎮守で最も重要な神社の一つだった弘前八幡宮のおまつりは、藩を挙げて行う盛大なものでした。
「弘前の男」という共通点以外は、年齢も職業もバックグラウンドもまったく異なる22名のエッセイストが「まつり」または「お盆」をテーマに寄稿。
特集企画では、弘前八幡宮の祭礼を深掘り。豪華絢爛な山車は、後に弘前の組ねぷたにも影響を与えたとされる。
明治15年(1882)まで200年にわたって行われてきた弘前八幡宮祭礼の秘話やエピソードも紹介。
弘前八幡宮祭礼の盛大な様子を伝える絵巻物「紙本著色弘前八幡宮祭礼図巻 」から、各町の町印や山車に注目。